初めて赤ちゃん連れで飛行機に乗ったのは、息子が生後5ヶ月の頃。
富士山静岡空港から沖縄那覇空港までのフライトでした。ちょいとローカル路線ですね。
現在住んでいるのが静岡県で、私は出身地が沖縄。なのでその往復をする旅行が年に2回程あり、息子が1歳半になった今は、全く同じルートではありますが3往復計6回飛行機に乗りました。
今のところまだ国内線のみ、飛行時間は2〜3時間と短いフライトしか経験がありませんが、未熟ながらその経験から「赤ちゃん連れで飛行機に乗る時の心得」と、「手荷物に入れておくべき必需品」を紹介したいと思います。
心得1.フライトの時間を寝てくれそうな時間に合わせる
赤ちゃん連れでの飛行機旅行の計画を立てるとき、重要なポイントとなるのが飛行機のフライト時間を何時にするかという事。離陸から着陸まで、親としては赤ちゃんが寝てくれるのが1番ラク!もう本当にラク!
5ヶ月、1歳、1歳5ヶ月と3度の飛行機旅行をしていますが、体感として低月齢の頃のほうが断然ラクです。何故なら寝る時間が多いから。大きくなってくると体力ついて寝ないでしょ…。
子育て真っ盛りの友人たちが口を揃えて
「子供がまだ自分で動けないうちにたくさん旅行に行ったほうがいいよ!」
と言っていた意味がだんだん分かってきた今日この頃。
マジで。回数を重ねるごとに段々とハードル上がってるんDeath…。
2人とか3人とか連れて旅行してる方々を見かけると本当にすげえなと思う…。神の領域。
お昼寝の時間が大体決まっているならその時間の飛行機に乗るべし
個人差はありますが、1歳頃になると段々と1日のリズムが出来てくると思います。朝目が覚めてから夜寝るまでの間に大体1〜2回のお昼寝をするという子が多いので、その時間に飛行機に乗るように旅行の計画を立てるといいです◎
どうしてもそのタイミングで飛行機が取れなかった場合は、前日も含めて少し睡眠のリズムを調整するようにするといいかもしれません。お昼寝の時間より早めのフライトなら、前の日早めに寝かせて当日は早起きさせる…、逆にお昼寝の時間より遅めのフライトなら、前の日夜ふかしして当日は朝寝坊させる…というように。
まあそんな上手くはいかない事のほうが多いけどね…。子育てそんな甘くないよね…。
フライト前はたくさん遊んで疲れさせておくと良い
お昼寝の時間に合わせて飛行機に乗るにしても、子供はたくさん遊んで疲れている方が当然ぐっすり寝てくれます。搭乗時間になるまでは出来るだけたくさん遊ばせて疲れさせておくと、機内でコロッと寝てくれるかもしれません。
富士山静岡空港は小さな空港なのでキッズスペースはありませんが、羽田空港や成田空港のような大きな空港になるとだいたいキッズスペースが設けられているようなので、そこで思い切り遊ばせておきましょう。搭乗時間が来るまで…大変だけど親も頑張るのです…全ては機内での穏やかな時間を得るために…(保証は無いけど…)
富士山静岡空港では、広めで人が少ないスペースを見つけて子を解き放ち、出来るだけたくさん歩かせたりして疲れさせる努力をしております。
ちょっと歩かせる程度では子は疲れないし、でも親はぐったりするんだよね。努力だけは惜しまないのが私の長所だよね。
まだ体を動かして遊ばない低月齢の頃は、搭乗前にはなるべく寝かせない努力をしていました。難しいんですけどね…息子は長時間抱っこしてるとすぐ寝ちゃうタイプだったので、膝に座らせて外の景色を見せたり、たくさん話しかけたりしてました。
心得2.結構大事な席選び!個人的に絶対通路側がオススメ
初めて赤ちゃん連れで飛行機に乗る時は色々と悩みましたが、2回目からは毎回悩むことなく後方の通路側の席と決めています。座席一列全員身内で乗るなら話は別ですが、赤ちゃんと大人1〜2人なら通路側寄りに座るべしです。
理由はもう想像つくと思いますが、赤ちゃんがグズった時やオムツの交換が必要な時などに直ぐに席を立って移動がしやすいからです。後方がオススメなのはトイレが近いのでオムツ替えに行くのもスムーズですし、トイレ付近のちょっとしたスペースで赤ちゃんを抱っこしてあやしたり出来ます。
子連れで飛行機に6回乗ってるけど、席を立たなかったことはまだ1度もございません…。
私、毎回必ずトイレ前で子を抱っこして縦揺れしてます…。後方にもCAさんがいてくれるので、ニッコリと声をかけてもらったりして心強いです。
そうそう、私はお願いしたことないのですが
- ミルク作り(粉ミルクと哺乳瓶は持参の物を使用)
- トイレに行く間抱っこしていてもらう
というようなこともCAさんにお願いすると手伝ってもらえんるんだそう。ありがたや…。
心得3.搭乗したら気負わず焦らず。変な人がいても無視
赤ちゃん連れで飛行機に乗る時の心配事といえば、「赤ちゃんが大声で泣いて周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか」というのが多いらしいですが…赤ちゃんは泣きますよ!何故ならそれは赤ちゃんだから。
中には乗ってる間ずーっと寝ててくれる神の子もいるらしいけど、基本的に泣いたりグズったりが普通なんじゃないでしょうか。赤ちゃんなんだもの。バブバブ。
近くの席に座る方にひと声掛けておくと安心
飛行機の中は旅行でウキウキしている人ばかりではなく、仕事の移動で乗っている人もいます。ゆっくり寝たいなと思ってる人がお隣に座るかもしれません。
なので私は席についたらまず、お隣や前後の席の方に「子供が泣いたりしてうるさくするかもしれませんがご容赦ください」と、ひと声掛けるようにしています。
私の場合は、何も言わずに乗るより声を掛けておくと気持ちが少し楽になります。
乗っている全員をなだめようとしないこと
世の中色んな人が今いますから当然、赤ちゃん・子供が嫌いだという人は存在します。これは仕方がありません。子連れというだけで迷惑そうな顔をされるようなこともあるかもしれませんが、そういう人のことは無視です無視。
子供にだって飛行機の中で過ごす権利はあるんですから、親としてやるべき事をきちんとやっていれば文句を言われる筋合いはありません。気負わず焦らず過ごしましょう。
困ったことがあれば近くのCAさんに声を掛けよう!
荷物極力少なくしたい系母が手荷物に入れている持ち物紹介
私は赤ちゃん連れでもできる限り荷物は少なくしたい派。あると便利なグッズは世の中に色々あると思いますが、何でもかんでも持ってたら鞄パンパンになっちゃいますからね。ダサいでしょパンパンの鞄って。
というわけで「荷物は極力少なくしたい系の母が手荷物に必ず入れているもの」を紹介したいと思います。ちなみに手荷物は上の棚には上げず、前の座席の下に置いてすぐに取り出せるようにしてます。
書くまでもないですが、一応書きました。サザエさんみたいなうっかりさんの為に。
オムツ数枚とおしり拭き、オムツ替えの台に敷くシートもあると良いかと思います。
余談ですが、我が息子は飛行機に乗るとウ○チをしたくなる系男子みたいで、先月沖縄に行った時は行きも帰りも機内でモリっとしてくれましてね…。さらにそのオムツ替え中にオシッコするという低月齢の頃以来あまり無かったような事件が、よりによって狭い狭い上空1万メートルの狭いトイレの中で起こってしまって母は少し泣きましたし、汗だくでしたし、トイレから出た時2キロぐらい痩せてたと思う。
福原愛ちゃん並みの瞬発力でオムツ閉じたからちょっとしか濡れなかったけどな!
飲み物をこぼしたり、吐いてしまったりすることがあるかもしれません。上下1枚ずつ着替えを持っておくと安心。私は着替えの事を考えて、飛行機に乗る時はおしゃれな服ではなく脱がせやすさ、着せやすさを重視しております。機内の温度も寒かったり暑かったりする事もあるので、脱ぎ着しやすい服がオススメ。
赤ちゃんが泣いたときに授乳して落ち着かせるのは鉄板。ミルクを飲む子は哺乳瓶と粉ミルクの用意をしておきましょう。1回分をあらかじめ瓶の中に入れておくと調乳がスムーズですし、声をかければCAさんがお手伝いもしてくれますよ。
母乳派の方は、授乳しやすい服を着ておき、授乳ケープなどを用意しておきましょう。
その時期に1番食いつきの良いお気に入りおもちゃ(但し音が鳴らないもの)を厳選して持っておくと良いかと思います。お気に入りのぬいぐるみとかがあればそういうのもいいですね、小さめのやつに限りますが。荷物は少し重くなりますが、うちは必ず絵本も持って行くようにしています。
そしてやっぱり最強なのはタブレット!禁断の神グッズです…。我が子は最近ピングーにハマっているので、あらかじめAmazonPrimevideoでダウンロードしておいたものを観せるようにしています。それでしばらくご機嫌に過ごしてくれてましたねー。
息子はもうミルクは飲まないので、水分補給のためにお茶・お水などを水筒やストローマグに入れて持っておくようにしています。でもこれ、機内でストローマグを開ける時は気圧で吹き出すので注意が必要です!こないだ危うく隣の人にかかるところだった…危ない。
いきなり開けるとプシューッと液体が飛び出すので、タオルなどをかぶせてからまずゆっくり蓋を緩めて、空気を抜いてからストロー部分を開けるようにすると良いですよ。
おやつが食べられる月齢なら、グズり対策にせんべいやボーロやバナナを持っておくといいですね。
旅行の時は機嫌取るためについ多めにあげがち…まあ仕方なし。
鼻水拭いたりヨダレ拭いたり、涙拭いたりおてて拭いたり。テーブル拭いたりラジバン(略)
これは必須ではないですが、私は毎回抱っこ紐を装着した状態で搭乗していました。
航空会社によって、離発着時の抱っこ紐装着に関してルールが違うようですが、ANAでは抱っこ紐で抱っこしたまま離発着可能でした。
また、機内でグズった時も抱っこ紐に入れて後方まで歩いて行ってあやしたりしたので、普通に抱っこするよりはかなりラクでしたね。エルゴのようなタイプだと少し大きくてかさばるので、セカンド抱っこ紐として使っている布製で折り畳めるKonny抱っこ紐が重宝しました。
ちなみに初めて乗った生後5ヶ月の時はエルゴ着用で搭乗しました。赤ちゃんはシートベルトが出来ないので、エルゴのようなしっかりした抱っこ紐だと安心感があるなーと思います。
まとめ
小さな子を連れての飛行機旅行は色々と不安なことも多いですが、
この4つで何とかなると思います!
困った時はCAさんも味方になってお手伝いしてくれる、という事も頭に入れておいて下さい。
何かとトラブルも多い子連れの旅行ですが、楽しみも多いはずです。
あまり心配しすぎず、リラックスして思い出に残る楽しい旅行にしましょう!
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