猫と赤ちゃんの同居が不安?新生児から一緒に暮らしている我が家の方法

子育て

猫を飼っている方が妊娠した場合、赤ちゃんと猫が一緒に暮らす事ができるのかちょっと不安になっちゃうんじゃないかと思います。私自身、妊娠が発覚した時は心配になって一緒に仲良く暮らすためにはどうしたらいいか、ネットで色々と情報を探しました。
猫と赤ちゃんが同居するために注意すべきポイントや、準備しておくと良いこと、我が家ではこうしています!という方法も合わせてご紹介したいと思います。

猫と赤ちゃんは同居しても大丈夫?

ズバリ、大丈夫です!
と、言い切ってしまいたいところですが、猫ちゃんにも赤ちゃんにも色んなタイプの子がいるでしょう。みんながみんな大丈夫ですとは、残念ながら私からは言い切れません。
ですが、同居するために気をつけるべき事をきちんとやれば、不可能なことではないと思いますよ。

だって我が家は今現在16歳の猫ちゃん(カワイイ)と、1歳5ヶ月の息子(カワイイ)が一緒に仲良く暮らしていますから!

赤ちゃんを心配して「猫は里親を探して誰かに引き取ってもらう方がいいのでは?」というような意見を言ってくる身内が出てきたりするかもしれませんが(義母とか実母とか色々な人が口出してくきますよね)、もともと猫を飼っていたなら、是非一緒に同居する事をおすすめしたいです。だって最高ですよ、猫と赤ちゃんダブルのカワイイと一緒に暮らせるなんて…。

実は私の母も、初めて生まれてくる孫を心配して「猫は手放すべきだ」「毛を吸い込んで喘息になる」みたいな根拠の無い事まで言ってきたので何度も喧嘩になりました…。
私の場合は、16年間一緒に暮らしてきた家族の一員である猫を手放すなんて、一瞬も悩みませんでしたが、妊娠中はただでさえ精神的にも不安定な状態なので、他人の意見に振り回されることもあるかもしれません。

無責任に不安にさせるようなこと言う人ホント嫌よねーー

どのような飼い方をしているかは問われる

猫と赤ちゃんの同居で心配されるのは主に衛生面じゃないかと思われます。それに気をつけていれば猫と赤ちゃんの同居は十分に可能だと思いますが、そもそもどのような飼い方をしているかというのは重要なポイントです。以下の項目をチェックしてみてください!

赤ちゃんと猫が暮らすための条件

・完全室内飼いにしている
・トイレのしつけがしっかりしている
・爪切りやブラッシングなど猫の衛生管理が出来ている
・猫ちゃんと飼い主の信頼関係が築けている
・動物病院などで健康管理をしている

この5つは最低でもクリアしておくべき条件じゃないかと思います。

猫ちゃんの場合、外へ出してしまっているパターンも少なくないような気がしますが、赤ちゃんと同居すると考えた場合は完全室内飼いにする方が安心です。
外歩くようになるとほら、蚤とかダニとかくっついてきちゃったりすることもあるし、野良猫との接触で感染症になってしまったり、落ちてる食べ物を食べちゃって具合が悪くなてしまう…というような危険もありますし。

猫ちゃんの外歩きはリスキーよーー!キャワイイ猫の為にも室内外にして、動物病院で定期的な健康チェックを!

猫と赤ちゃんを初対面させる時に気をつけたこと

猫と赤ちゃんの初対面。赤ちゃんはスヤスヤ寝ているかオギャーオギャーと泣いているかのどちらかだと思いますが、猫ちゃんにとっちゃあそれはそれは一大事。自分のテリトリーに謎の生き物がやって来るわけですから警戒して当然です。

我が家で実践した4つのこと

・赤ちゃんの匂いがついたタオルを持ち帰って猫ちゃんに嗅がせておく
・赤ちゃんの泣いている動画を猫ちゃんに見せて泣き声に慣れさせておく
・いきなり赤ちゃんを近づけたりせず猫ちゃんのペースで近寄るのを待つ
・メインの飼い主さんは赤ちゃんより猫ちゃんにかまってあげる時間を持つ

新生児の沐浴している動画をYou Tubeで観ながら私もイメージトレーニングしつつ、猫ちゃんに泣き声にも慣れてもらってました。
最初はビビってたけどだんだん慣れてくれたよ◎

あらかじめ赤ちゃんの泣き声には慣れてもらっていたつもりでしたが、やはり生の赤ちゃんの泣き声にはびっくりした様子でした。私は夫に赤ちゃんを託し、猫ちゃんに久しぶりの再開。
クンクンと全身の匂いをチェックされました。

赤ちゃんが家にやってきた日の猫の様子

「ダレやあいつ…」

うちの猫ちゃんは基本的にビビりな性格。
赤ちゃんを連れ帰った日は、ほとんど赤ちゃんが居る部屋には近寄ってきませんでした。
16年ずっと一緒に暮らしてきたメインの飼い主である私は、赤ちゃんは夫に託して猫ちゃんのブラッシングをしたり、おやつをあげたりして思い切り甘えさせてあげました。

私にも赤ちゃんの匂いがたっぷり付いてるので、それを嗅いでもらう事で赤ちゃんの匂いにも慣れてくれて良かったんじゃないかと思います!一石二鳥!

そしてその日の夜…ついに猫が赤ちゃんの側へ近寄ってくれました。

恐る恐る近寄る…

そーっと近づき頭や足の匂いを嗅いでは自分のお気に入りの場所へ戻り、また赤ちゃんの方へ近づいて匂いを嗅いで…慌てて自分のテリトリーへ戻る、というのを繰り返していました。
「何だこの生き物は…」まさにそんな感じでした。
攻撃的な態度を取らなかったことで私達夫婦も一安心したのでした。

いきなり仲良しは無理。ゆっくり距離が縮まるのを見守ろう

その後も猫ちゃんは、日中は赤ちゃんの居る部屋には近寄らず、夜になるとちょいちょい様子を見に行っては匂いを嗅いだり動きを観察したりして「自分にとって敵ではないか」を確認しているようでした。

テーブルの影から見てる見てる…

環境を整えてあげたら、あとは猫ちゃんのペースでじっくり安全であることを確認させてあげるのがいいかなと思います。寝ている赤ちゃんをじっと見ていたら急に泣き出し、びっくりしてダッシュで逃げたりする事も多々ありました。
そういう事を繰り返して、「どうやらコイツは自分に危害を加える気はないらしい」という事を分かってくれたようです。

約1ヶ月後には、寝ている息子の隣で寝そべったりするようにもなりました。

これが見れた時の嬉しさったらもう!あたしゃ泣きましたよ…。

猫と赤ちゃんの暮らしで注意するポイントは?

こまめに掃除機をかける!

ペットを飼っている家なら当たり前の事のような気もしますが、とにかくこまめに掃除機をかけるのが1番!猫ちゃんは年に2回程(だいたい春と秋ごろ)換毛期があるので、その時期は特に頑張ってお掃除しましょう。
猫を赤ちゃんの居る部屋に入れない、という住み分けをするという暮らし方もあるようですが、我が家ではいつも一緒の同じ部屋で暮らしているので、毎日の掃除機がけは念入りにやるよう心がけています。布団に関しては、掃除機後にコロコロをすると◎

でももう一緒にくっついて寝ちゃってたり、何だったら猫のお腹に顔をうずめてたりするんだけどね…w

我が家はダイソンのV8というモデルのハンディ掃除機を愛用しています。
買ったときは最新だったはずなのにもうV11とかも出てて、さらにコンパクトでさらに吸引力もアップして…チキショウ!だから家電ってやつは!

ダイソンはほんと吸引力すごいから素晴らしいです。猫ちゃんの毛もしっかり吸ってくれますし、近いうちに布団クリーナーも購入したいなと検討しています。

コレでこまめに掃除していたら、赤ちゃんも安心して寝かせられる…。

できれば空気清浄機を設置したい

必須だとは思わないのですが、私がハウスダストアレルギーで夫は花粉症。さらにペットも買っていると毛と匂いが気になる…ということで空気清浄機を購入して設置しております。
おかげでだいぶ快適に過ごせているので、ペットと赤ちゃんの同居を考えている家族にはぜひおすすめしたいです!
我が家はPanasonicのナノイー何とかっていうのを買いました。加湿機能もついていて、冬のお部屋の乾燥対策にも活用しております◎

空気清浄機はレンタルもあるみたいなので、まずはレンタルでどんな感じか試してから購入するっていうのもいいかもしれません。

インフルエンザや新型肺炎、花粉症などなど、空気清浄機は今かなり需要が高まっているらしい…。

猫ちゃんが落ち着ける空間を確保してあげる

赤ちゃんが小さくて寝ているだけの時は良いのですが、ずり這いやハイハイをして動けるようになってくると、ちょうど目線の高さが同じところに居る猫ちゃんに興味津々になってきます。
しっぽを掴んでみたり、手足を引っ張ってみたり、まだ手加減を知らない赤子のする事は猫ちゃんにとっては結構なストレスになるはず。

うちの16歳の猫ちゃんはおおらかな性格で、息子のちょっかいも軽くスルーしてクールに接してくれていますが、やっぱり本当に嫌な時は自分のお気に入りの場所に逃げていきます。
赤ちゃんに邪魔されず、ゆっくりくつろいだり眠ったり出来る空間を必ず確保してあげて下さいね。

必ず誰かが見守り猫と赤ちゃんだけにしない

猫の方から何もしていない赤ちゃんに攻撃に行くという事は考えにくいですが、例えば赤ちゃんが寝返りをした拍子に手が当たってしまったりしたら、猫は攻撃されたと勘違いして反撃するという事もありえます。
それから我が家の猫ちゃんの場合ですが、寝ている人間の上に乗りたがる習性がありまして。まあこれは猫あるあるだと思うんですが。大人でも胸の上に乗られるとまあまあ苦しいですから、赤ちゃんの上に乗ってしまったら大変です。

猫と赤ちゃん、両方の安全のためにも誰かが見守るようにしましょう!

まとめ

飼い主さんの努力次第で、猫と赤ちゃんの同居は新生児の頃からでも十分に可能だと思います。
一緒に仲良く暮らすためのポイントに気をつけて、猫と赤ちゃん両方のカワイイが共存できる家庭がもっともっと増えますようにと筆者は願っています!

  • 猫と赤ちゃんが同居するのは可能だがそもそもの飼い方は問われる
  • 初対面させる前に赤ちゃんの匂いのついたものを嗅がせる等の準備を
  • こまめに掃除機をかけて清潔な状態を保とう
  • 猫ちゃんが安心できるスペースを確保してあげて
  • いつも誰かが見守ってお互いの安全に気をつけてあげよう

ほんとにカワイイよ!猫と赤ちゃんのツーショットは!これをツマミに酒が飲めるよ!





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